さまざまな色合いをもつオパール。
特に遊色効果という虹のような輝きを持つものは、プレシャスオパールと呼ばれ、高価な宝石へと加工される。
優しく、暖かく、それでいてどこか神秘的に―――持ち主のポジティブさやクリエイティブさを高めてくれる石だ。
幸福を象徴し、表現する石
オパールが何より象徴するものは、人の「幸福」そのものだ。
緑や黒など、暗めの色合いのオパールであっても、そのなかには明るくあたたかなエネルギーが満ちている。
そのパワーはたちどころに持ち主の心を癒し、あたため、憂鬱を払い元気を与えてくれるだろう。
オパールのエネルギーは持ち主の深い部分に染みこみ、その人自身の輝きやぬくもりと同化して、外部へと発散される。
オパールの持ち主は他者の目に、常に春の陽のような優しい光をまとっているように見える。ポカポカした、お日様のいい匂いが漂ってくるようだ。
当然、多くの人々はそんなオパールの主の雰囲気に魅了される。オパールの持ち主は、自然と人々からの人気と支持、手助けを得られるだろう。
オパールの持ち主と一緒にいると、例え普段は気難しい人であっても、リラックスして心を開き、柔らかな笑顔を見せてくれるようになる。
身近に険悪な人がいるけれど、さりとて距離を置くわけにもいかない、という場合、オパールを身につけることで、その人との関係が改善されるかも知れない。
またオパールの所有者は、いま現在の状況や環境を肯定的に見つめ、楽しむ精神を身につけるようになる。
仕事、家庭環境、人間関係。変化させようのない、変化させるわけにはいかない現在の状況に苦痛に感じている―――というようなひとは、オパールを持つことでその現状をポジティブに受け入れられるようになる。
さりとて変化を否定するわけでもない。いま現状も楽しむ。状況を変化させるなら、その変化させる過程も楽しむ。変化が成されたなら、成された先の状況も楽しむ。
そのような心の持ち方が身につくのだ。
ポジティブな創作を助けるオパール
オパールのエネルギーは自由奔放で、独自性やユニークさを愛する。
オパールを持つと自然と視野や思考、興味の幅が広がり、様々な知識、経験、価値観を積極的に吸収しようとする。
そうしながらも、なにものにも囚われない柔軟な精神で、自分自身のオリジナリティを確立しようとする。
その力は持ち主の潜在能力を引き出し、特にクリエイティブな方面の才能を開花させる。
芸術家、芸能人、作家―――そのような職業の人々の、助けとなる石といえる。
オパールが得意とするのは、特に「幸福」を表現することだ。
ポジティブなものを創ろう。
明るく、ハッピーで、楽しく、みんなが笑顔になるようなものを創ろうとするとき、オパールは持ち主の潜在能力と共鳴しあい、すばらしいパワーを生み出してくれる。
直接的な金運の石ではないが、そのような創作においての資金が必要であるならば、どこからかそのお金を探してきてくれるだろう。
オパールを身につけ「幸福」を表現し続けることで、やがてオパールの主は自分の周囲にも「現実の幸運や幸福」がどんどん生まれることに気付くだろう。
それはつまり自分自身で「幸福」を創造できるということ。
まるでみずからが天使になったかのように―――
オパールの主は自分と周囲に幸福をもたらせるようになるのだ。