世の中の多くの女性たち、あるいは男性もまた、恋愛の成就や恋愛運のアップをパワーストーンに願っている。

 動物的な本能という面を考えても、すばらしいパートナーと巡り会い子供をなすことは、生命としての根源的欲求のひとつ。

 生き物にとって最大のモチベーションとなり得るものであり、その成功こそは生物としての最大の幸福のひとつであるともいえる。

 ここでは、あなたの恋愛運をアップさせるパワーストーンと、その利用方法を考えていく。基本女性に向けた内容だが、工夫次第では男性にも十分応用できることだろう。

ロードナイトで恋愛への欲求や積極性を増す

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 まず大切なことは、その人自身の中に恋愛への欲求や積極性がちゃんとあるのかどうか、という点になる。

 意外と多いのだ。

「素敵な恋人さえいれば、私の人生ハッピーなのに」

 などといいながら、実際には恋人をさがそうとも自分を磨こうともせず、のらくら生きているような人。

 まずは自分の中の欲求をしっかりと高め、燃あがらせなくては、なんの行動も始められない。

 そこで役立つのがロードナイトである。

 恋愛への欲求とは―――ありていにいえば性的欲求だ。

 ロードナイトは、そんな持ち主の性的欲求を大いに高める。

 ロードナイトを持てば、素敵な異性を目にしたときの胸の高まり、ワクワクするような欲求、あるいはもっと直接的な、肉体的に“ムラムラ”する感覚が高まるのを感じるだろう。

 そしてその欲求を満足させるため、何かをしなくては……という意欲的な状態にしてくれるのだ。

ルビーやインカローズでセクシーさを身につける

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 人の容姿は千差万別。その時代や文化における一般的な美的感覚と照らし合わせて、美しい外見をしているかどうかは運次第であり、基本的には変えようがない。

 しかしながら恋愛において容姿はすべてではない。もちろん「まったく関係ない」とはいえないが、工夫ややり方次第で案外どうとでもなるものだ。

 努力はしよう。身だしなみは整え、ファッションを研究し、過度ではない程度にオシャレをしよう。

 もし太っているとかだったら? 健康に問題があるようならダイエットすべきだ。

 美容より、健康のために適正体重を目指すのだ。健康面で安定した人というのは、それだけで魅力的に見えるものだ。

 そのような努力の上で―――ルビーやインカローズなどのパワーストーンを身につけてみよう。

 ルビーやインカローズは、まるでフェロモンのような―――容姿の良し悪しを超越した―――“セクシーさ”を持ち主にもたらしてくれる。

 女性は女性なりの、男性は男性なりの豊潤な色気を発揮し、多くの異性を引き寄せることになるのだ。

 世の中を見まわしてみると、失礼ながら顔立ちは大したものではないにもかかわらず、かわりに全身から猛烈なセクシーオーラをほとばしらせ、異性にモテモテになっているような人が意外と多くいるものだ。

 ルビーやインカローズは、そのような強力なモテオーラを持ち主に与えてくれるのである。

ローズクォーツの恋のオーラで異性を引き寄せる

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 もう少しソフトかつライトにいきたいという場合は、恋愛パワーストーンの王道、ローズクォーツを身につけてみてもいい。

 優しく柔らかな女性性を高めてくれるローズクォーツは、同時に持ち主を恋のオーラ、愛のオーラで包んでくれる。

 恋愛オーラに包まれたあなたを一目見た異性は、たちまち心にときめきを感じ、あなたのことが忘れられなくなることだろう。

 意外に思われるかも知れないが、ローズクォーツは男性にもまた有効な恋愛ストーンだ。

 持ち主を恋愛オーラで包んでくれることは変わりないし、愛と優しさをもたらすローズクォーツの性質が、男性的な粗雑な側面を緩和し、たくましくも優しい洗練された人格へと変えてくれるからである。

アクアマリンの力で幸福な結婚を得る

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 さて晴れて恋人を得ることができたなら、それから先に願うべきことは、その恋人との絆を強め、仲良く幸福な日々を過ごすことだろう。

 場合によっては結婚も……という気持ちがあるならなおのこと。

 ふたりの中の感情を、単純な“恋”から人生を共にするための“愛”へと消化させ、魂と魂でつながり合うような関係を目指さねばならない。

 幸福な結婚をもたらすパワーストーンとして、古くから世界中で愛されているのがアクアマリンである。

 美しい透明な水色をしたアクアマリン。すばらしい慈愛のパワーを持つ一方、持ち主にしっかりとした意志の強さや、冷静さももたらしてくれる。

 大好きな恋人であったとしても、人と人との関係はおとぎ話のように都合良くはいかない。

 どんな人間にも、何かしらの欠点はある。パートナーの欠点が自分にとって多少不快だったとしても、それですぐに「許せない! 別れる!」などというようではキリがないし、愛があるともいえない。

 本当に愛があるなら、その愛を持って相手のそんな側面を受け入れるか、あるいはやはり愛をもって相手の欠点を是正してあげるようでなくてはならない。

 難しく、そして厳しそうなお話だろうか?

 そうかもしれない。しかしアクアマリンを持つと、そういった“愛の行為”を、ごく自然に、無意識のうちに行えるようになるのだ。