あざやかで明るい水色をしたアマゾナイト。

　見ているだけで心からネガティブな感情を取り去りポジティブな行動へと駆り立ててくれる、希望と幸福に満ちたパワーストーンだ。

ポジティブに、そして軽やかに

　アマゾナイトを身につけた瞬間、その人は自分の心の中にかかっていた雲がさっと晴れるような感覚を覚えるだろう。

　その後に残るのは、あざやかな青空。アマゾナイトの水色から連想されるような、晴れ渡った青空だ。

　希望の石―――ホープストーンとも呼ばれるアマゾナイト。

　その異名に違うことなく、この石は持ち主を極めてポジティブな状態に導いてくれるが、そのポジティブさはとてもライトで軽快なものでもある。

　青空のような、あるいは清水のような状態であるのに、他の汚濁を拒絶せず、清濁併せのむような器量もあるのだ。

　世の中には様々な醜いもの、不快なものがあるものだ。

　しかしアマゾナイトはそれらを否定せず、むしろ興味深いものとして受け入れ、おもしろがり、場合によっては笑い飛ばす。

　多くの人にとっては心が折れてしまうような苦難も、アマゾナイトの持ち主にとってはロマン溢れるドラマ、心躍る冒険となる。

　やる気と熱意を持って立ち向かい、物語の主人公のごとくそれを乗り越え、成長と成果を得る。

　またそのような姿勢なので、やがて引き寄せ法則に基づいた「一見逆説的な現象」が起こる。

　アマゾナイトの持ち主には悪い出来事やトラブルは寄りつかず、幸運で良き物事のみが近づいてくるのだ。

　ネガティブで悪い性質のものというのは―――それが“物”にせよ“事”にせよ、あるいは“人”にせよ―――野良犬のようなところがあり、それを恐れる者には盛んに近づいていくくせに、

「いつでも来なよ。むしろ歓迎するよ」

　というような態度の人のことは敬遠して近寄らないものなのだ。

　ネガティブなものを忌避するネガティブな姿勢は、むしろネガティブな要素を引き寄せる。

　それらをいやがらないポジティブな姿勢は、逆にそういう負の要素を遠ざけ、ポジティブなもののみを引き寄せるというわけである。

　またアマゾナイトを持つと、心の中の迷いが消え、決断力が高く、正確になるといわれている。

　その決断も決して重苦しいものではない。重大な決断を、今日の昼食を決めるかのようなライトさで決定し、しかも間違えないのだ。

　とても明るく、軽やかで、清潔なアマゾナイトの持ち主の周囲には、好意ある人々が自然と集まる。

　アマゾナイトを持つと他者とのコミュニケーション能力も高まるので、すばらしい人々の中心で、良き人気者として、幸せな時間を過ごせることだろう。

聖なる力と相性の良い石

　アマゾナイトの特徴として「聖なる」属性の石との相性が絶妙に良い、という点がある。　

　例えばサファイア、アメジスト、ブルートパーズ。あるいはランクの高い水晶などもそうだろう。

　それらの、すばらしいものではあるけれど、一方でやや重厚でレベルの高すぎるエネルギーを、効果・効能はそのままで、日常生活に馴染みやすいライトなものに馴染ませてくれるのだ。

　上記の高貴なパワーストーンを身につけると疲れてしまう、という方は、アマゾナイトのアクセサリーも組み合わせて身につけることで、よい変化が得られるかも知れない。