ラリマー、スギライトと並び「世界三大ヒーリングストーン」と呼ばれるチャロアイト。
その神秘的な紫色のマーブル模様はロシアンマーブルとも呼ばれ、多くの人々を「魅惑」している。
チャロアイトという名前も、始めて発見されたロシアのチャロ川、そしてロシア語で「魅惑」の意を持つ「charo(チャロ)」という言葉から付けられたといわれている。
危機管理能力を高めるチャロアイト
チャロアイトは、恐怖、不安といったネガティブな感情を抑え、コントロールする力があるといわれている。
それらネガティブ感情を、単純に消し去るわけではない点が重要だ。
恐怖や不安は妄想的な悪い未来予想につながり、人を足踏みさせてしまうものだが、そういった感情があるからこそ、我々は世界に溢れる危険から身を守れるのだともいえる。
もし完全に怖いもの知らずだったとしたら―――道路に飛び出す猫のごとく、意味も必要もなく危険の前へ身を投げ出し、むごたらしい運命を遂げてしまうことにもなりかねない。
また恐怖や不安があるからこそ、我々はみずからを鍛え、成長させようと望むのでもある。
自身の中にある恐怖や不安を冷静に分析することで、自分の克服すべき弱点や成すべき課題も発見できる。
恐怖や不安という感情は、我々人間にとってとても貴重なものだ。それらを有害化させず、有益なものとしてコントロールする力は、大げさではなく人生を変える能力といえる。
チャロアイトは、そのような運命を変えるパワー―――恐怖や不安を制御する力を与えてくれるのだ。
癒しと浄化をあたえる“エンジェルシリカ”
もちろん世界三大ヒーリングストーンの名に恥じず、チャロアイトのヒーリング力―――癒やしと浄化の力は極めて高位で、かつパワフルなものがある。
特に“エンジェルシリカ”と呼ばれるチャロアイトは、その力が極めて強まっている。
エンジェルシリカとはチャロアイトと水晶が混じり合った珍しい石で、優しく美しいラベンダーパープルゆえ、チャロアイトとは別の石のように取り扱われることもある。
エンジェルシリカは持ち主の魂の奥にある心の傷―――本人が忘れてしまったと思い込んでいる古いトラウマ、場合によっては前世の記憶すら癒し、持ち主の心と魂を正常化させてくれるといわれている。
またその周囲の悪い“気”をまとめて浄化し、持ち主を聖なるオーラで満たす。
エンジェルシリカを持つ人の周囲は自然と聖なる場と化し、天使すら招き得る空間となる。
エンジェルシリカを身につけ祈りと瞑想をするなら、実際に心の中で天使を呼んでみよう。
もしなにかの応えがもたらされたなら、自分の願いや希望を素直に伝えよう。きっとよき変化があるはずだ。