黄水晶とも呼ばれるとおり、黄色やオレンジ色に色づいた水晶がシトリンだ。
水晶に鉄イオンが含まれることで黄色く発色する。アメジストの発色も鉄イオンが原因といわれているので、アメジストとは性格が正反対の兄弟―――のような関係といえる。
明るさと活性をもたらすシトリン
あざやかな初夏の日の光を思わせるようなシトリンには、生命力溢れる陽性の力―――太陽の力がこもっている。
特に色の濃いシトリンはインペリアルトパーズと似た外見をしているが、その効果も、インペリアルトパーズと同質のものがある。
シトリンを持つ人は、自然と明るい性格となり、そのオーラもまた、明るいものとなってゆくだろう。
そしてそれに惹かれた多くの人々の人気を得ることになり、その結果として様々な人脈、チャンスを引き寄せてゆく。
明るい黄色~金色のオーラは、当然金運ももたらす。
シトリンの後押しをストレートに受け、明るく楽しく生きていれば、それだけで不思議とお金に困ることはなくなるだろう。
そのパワーはインペリアルトパーズより強いものではないが、逆にいえばライトで日常的、気負うことなく、気軽に取り扱えるパワーストーンともいえる。
毎日を明るく楽しく生きたいんだ、というひとに、シトリンは相性ピッタリ、といっていいだろう。
シトリンがもたらす恋や才能
またシトリンは性格を明るくすると共に、そのひとの元気や若々しさもよみがえらせる。
年齢や病気などで元気を失い、暗い気分になっている人は、思い切ってシトリンを身につけてみることで、体調や気分の好転を得られるかも知れない。
恋愛においては、やや気軽な、友情の延長線上のような恋に援助をもたらしてくれるだろう。
一方それ故に「友達以上恋人未満」な異性が多くできてしまう場合も。そういう点で、トラブルに発展せぬよう注意することが必要だ。
シトリンは持ち主の弁舌の力を高める効果もある。仕事においては、文章を書いたり、人前でしゃべったりといった、言葉を駆使する職業の助けとなるだろう。