淡く神秘的な、ピンクとパープルの中間のような色を持つクンツァイト。
ライラックピンクというこの色合いは、持ち主の心を静め、癒し、そしてその内なる愛の感情を静かに、しかし力強く高めてくれる。
無償の愛をもたらす石
心の傷ついた人は、クンツァイトを持つことが大きな助けとなる。
クンツァイトを身につけた人は、その瞬間から心の奥に安らぎを感じ、同時に肉体に対するリラックスも感じるだろう。
肩や身体のあちこちから緊張がすっと抜け「ああ、自分はいままでこんなにも硬くなっていたのか」と驚くことになるかも知れない。
同時に心の中が安定し、感情の乱れが自然と収まるのを感じる。
自分の中の得体の知れない不安、怒り、憎しみといった感情が、最初から幻だったかのように消えていることに気付くだろう。
他者をなにかと批判したくなるような気持ちがなくなり、世の中や人々に対し、肯定的な感情を抱けるようになる。
そのあとで心の奥から生まれてくるのは、愛の感情だ。他者に対する、無償の愛といっていい感情が生まれてくる。
もしあなたが本当に傷つき余裕を失っているなら、「他者への無償の愛」というものに抵抗感を覚えるかも知れない。
他人を愛する余裕なんてない、愛や同情を必要としているのは自分自身なんだ―――そう感じるかも知れない。
しかし、だからこそ、他者を無償で愛し、助ける心があなた自身をも助ける。
あなたはいま、他者に愛される必要がある。
そしてあなたが誰かに愛されるためには、あなた自身が誰かを愛し、助けることが、もっとも確実な方法であるのだ。そして手っ取り早いやり方でもある。
クンツァイトは母親の心を支えてくれる
あなたがいま赤ちゃんを育て、その育児に疲れているなら、クンツァイトはあなたを優しく、力強く支えてくれるだろう。
クンツァイトは芯の強い、辛抱強い愛の感情を、持ち主の中に育んでくれる。
また持ち主の母性を高め、母親としての性質や能力を高めてもくれる。
赤ん坊が言うことをきかなくても、真夜中に泣きわめくことがあっても、心と愛情を乱すことなく、子供の世話ができるようになる。
そのような動じない母親の精神は、やがて子供にも伝染する。
自分がすばらしい母親に守られていることを本能的に悟り、少々のことではぐずったり泣いたりすることのない、手のかからない子供となるのだ。
また母親としての真摯な態度は、自然と周囲からの注目と好感を得る。
その結果として、周りの多くの人々から、育児に対する援助や手助けを引き寄せる。
子供にとっても、様々な大人たちの世話になり交流することは、優良な情操教育となる。
負担少なく質の高い育児が、クンツァイトのパワーで実現できるのだ。
愛の“表現”を助けるクンツァイト
クンツァイトには持ち主の潜在能力を解放し、特にクリエイティブな方面の才能を高める効果もある。
そこでもテーマは愛となる。クンツァイトは愛を表現することを助けてくれるのだ。
あなたが作家なら、クンツァイトを持ってラブストーリーを書いてみよう。画家なら、愛の絵を描いてみよう。
またこの力は個人的な恋愛にも使える。
誰かに自分の愛を伝えたいとき―――つまり愛の告白をしたいとき、クンツァイトは大きな力となってくれる。
クンツァイトを身につけ、胸の奥から浮かんでくる言葉を相手にぶつけてみよう。
きっと相手の心を動かすはずだ。